保育士として仕事をしていると、先輩などから「もっと子どもたちに言葉がけをしてくださいね」と指導されたこともあるのではないでしょうか?

言葉がけとは、そのなのとおり子どもたちに言葉をかけることです。

といわれても、一体何を話せばいいのか、と迷ってしまう人もいますよね。今日は、そんな「言葉がけ」のポイントについてまとめてみました。

子どもの言葉遣いを治す言葉がけ

子どもの言葉遣いを直す言葉がけ


言葉がけのポイントは

言葉がけ、というと、自分が話すことばかりに意識をしていませんか?
保育士の言葉がけの多くは子供との対話の中にあります。

私も、保育に臨む前に、「今日はこんな言葉がけをしよう!」なんて思って保育室に入ったことは一度もありません。
それはどんなにシミュレーションをしてみても、子供と言うのは思いがけない事をするからです。

決して台本通りには行かないのです。

しっかりと話を聞くこと

そこで重要になってくるのは子供の話をしっかりと最後まで聞くということです。
子供が話しかけていることを、話半分に聞いていては子供が話し終えた後の言葉がけでいい反応を示せれません。

例えば、子供が家庭での出来事を一生懸命話し始めたとします。
大好きな先生に家庭で、自分が心を動かしたことを話すのです。

少し興奮気味になるかもしれません。
そんな時、あなたはどうしていますか?

立ったまま話を聞きますか?
ここでは子供の視線に合わせましょう。

何故?と思った人は一度子供の背の高さを経験してみましょう。
自分が話しかけている時に、見下ろされながら話すというのは決して気分のいいことではありません。

膝を折り、子供の話に耳を傾けるようにしましょう。
そして最後の言葉がけです。

話の内容にもよりますが、こういった場合、ほとんどが「すごいね」と認めてほしい場合です。
そこで子供に思った通り「すごいね。」と伝えたり「良かったね。」と伝えましょう。

言葉の内容にも気をつけて

ここで気をつけてほしいのは、過剰に「うわ~すごい!」と言ったり、変に赤ちゃん言葉で「しゅごいでしゅね~。」と言うのはやめましょう。
子供にしても、なんとなく嫌な気分になってしまったり、自分の話しをきちんと聞いてくれていないと感じてしまうからです。

また、言葉がけは子どもたちにとって言葉の学習の大切な機会です。
自分にむかって話してもらった「良い意味の言葉」は、子どもたちの印象に強く残り、語彙力を増やしていくことにつながります。

ちょっとむずかしいな、という言葉は、「これはこういう意味なんだよ」「こういうときに使うんだよ」という説明も伝えてあげるようにしましょう。

「先生は~~ちゃんのこと、こういうふうにすごいなって思うから、●●って言うんだよ」と伝えるのがおすすめです。

保育士として働いていると、子供の言葉遣いと言うのはとても気になるものです。
乱暴な言葉遣いをする子もいれば、とても優しい言葉遣いをする子もいます。

保育士として、乱暴な言葉遣いをしている子どもたちにはしっかりと正しい言葉遣いを教えることが必要になります。

でも、この乱暴な言葉使いの原因ってどこにあるのでしょうか?原因がわかれば、正しい言葉使いを教えるのにも役立ちそうですよね。
今回は保育士が子供たちと関わる時に注意したい言葉遣いをご紹介していきたいと思います。

子どもの乱暴な言葉遣い

子どもの乱暴な言葉遣い


子供の言葉遣いが乱暴になってしまうのは何故?

子供たちは生まれた時から話せるわけではありません。
毎日、周りの大人が話している言葉を耳で聞いて学習します。

この時の子供たちの脳というのはスポンジのようなものです。
赤いものをしみこませれば赤に、青いものをしみこませれば青になります。

つまり、子どもたちの言葉使いが乱暴になるか丁寧になるか、というのは、子どもたちが置かれている環境が大切なんですね。
では、子どもたちはどんな環境ですごしているのか考えてみましょう。

子供たちといつも一緒にいるのは保護者です。
そして平日になるともしかすると保護者よりも長い時間一緒に過ごしているのは、保育士です。

つまり、保育士さんの言葉遣いも子供に対して少なからず影響を与えていることになるんですね。

ちなみに、言葉使いの乱暴さを家庭のせいにする保育士さんもたまに見かけますが、これはNGです。
たしかに子どもたちが家にいる間は保護者のかたとおしゃべりをしているでしょうが、家にいる間ずっとお母さんとおしゃべりしているわけではありません。テレビ、動画、絵本など、言葉をきいたり学んだりする対象はたくさんあります。
保護者の方の言葉使いが悪いから・・・と決めつけないで、一緒になおしていく方法を考えましょう。

子供たちに言葉がけをするのに気をつけることは?

園長先生や先輩の保育士さんに話しかける時は、社会人としてのマナーを持っていれば大丈夫です。
しかし子供たちと向き合う時に、社会人として話しかけるのはちょっと違います。

相手は子供ですから難しい言葉も理解しにくいでしょう。
だからと言って赤ちゃん言葉で話しかけるのも、年齢が大きくなると違ってきますね。

重要なのは、構えて喋らずに、いつも通りのあなたのテンションで子供たちと接することが必要になるのです。
無理して使う言葉と言うのは子供たちには届きません。

それどころか、子供たちに不審がられるかもしれないのです。
丁寧な言葉遣いで話すことは必要ですが、必要以上に無理をして話す言葉が決してイイとは思えません。

子供があなたに対して信頼を寄せてくれるかどうかというのは言葉がけ1つにかかっているのです。

保育士の1日の中でたくさんの泣き声を聞くのが登園時。幼児も赤ちゃんも、大泣きしてお母さんと一緒にいたいとアピールします。

幼児の場合けろっとして遊びだすものですが、そうもいかないのが乳児。

赤ちゃんの場合、人見知りが始まると保育中も大泣きしてばかりですよね。

そんな人見知り期の赤ちゃんとは、どう接すればいいのでしょうか?乳児クラスの保育士さんは必見です。

人見知り赤ちゃんとの接し方

人見知り赤ちゃんとの接し方


赤ちゃんは保育士の反応を見ている

人見知りが始まると、赤ちゃんは、①号泣→②お母さんに抱かれて安心→③また号泣 というのを繰り返します。

実はこのサイクルは、人見知り期の赤ちゃん共通のもので、保育士の反応を確認していると言われています。

大事なのは、②で一旦安心して相手を確認しているときにどのような働きかけをするか、ということなのです。

赤ちゃんと目を合わせない

どうしたのかな?もう大丈夫かな?怖くないよ?と顔をのぞきこむと、余計に赤ちゃんは泣き出してしまいます。

人見知りは「知っている人ではない、こわい」という人間本来の反応のあらわれなので、じっと見られると余計に恐怖を感じてしまうんですね。

大人でも知らない人にじーーっと注目されるのは怖いものですから、毎日顔を合わせている保育士とはいえ繊細な赤ちゃんにとっては怖い体験となってしまいます。

赤ちゃんがこっちをみて「だれだろう」と思っている間は、赤ちゃんと目を合わせずにお母さんとしゃべるなどして、赤ちゃんが存分に保育士を観察できるようにしましょう。

赤ちゃんとの間にものをおく

対人の恐怖を和らげる方法として有効なのが、ものをはさむという方法です。バッグを胸の前に抱えたり、ベビーカーをお母さんとの間に挟むことで、適度な距離がうまれて赤ちゃんが安心して観察できるようになります。

屋内で保育をしているときでも、赤ちゃんと自分との間のスペースをもので区切ってあげることで、赤ちゃんが落ち着きます。

おもちゃでコミュニケーションをとる

なでたり抱っこしたりすると火がついたように泣き出すのが人見知りの赤ちゃん。でも同時にこの時期の赤ちゃんは、ものに対して興味深々な時期でもあるんです。

直接肌を触れ合わせるのではなく、おもちゃを見せて、手を伸ばしてくれたら渡したり、一緒に楽しんだりすると赤ちゃんの警戒心が薄れます。

おもちゃのやりとりが出来るようになるころには、赤ちゃんの警戒心もすっかりとけています。

お母さんと笑顔で話す

赤ちゃんにとって一番信頼できる存在はお母さん。そのお母さんの味方かどうか、というのは意外としっかり見ているものなんです。

笑顔でにこやかにお母さんとしゃべることで、「この人はお母さんのみかただから信頼できるな」と思ってもらえれば、警戒心がとけるのも早くなります。

忙しい送り迎えの時間ですが、常に笑顔を忘れずにしゃべるようにしましょう。赤ちゃんとも、お母さんとも良好な関係を築けるようになりますよ。