※9月14日更新しました。

先輩保育士はとても子どもに好かれているけど、自分はまだまだ。。。
子どもとの接し方のコツを知りたい!という保育士は必見。

「人見知り赤ちゃん」との接し方

保育士の1日の中でたくさんの泣き声を聞くのが登園時。幼児も赤ちゃんも、大泣きしてお母さんと一緒にいたいとアピールします。

幼児の場合けろっとして遊びだすものですが、そうもいかないのが乳児。

赤ちゃんの場合、人見知りが始まると保育中も大泣きしてばかりですよね。

そんな人見知り期の赤ちゃんとは、どう接すればいいのでしょうか?乳児クラスの保育士さんは必見です。

人見知り赤ちゃんとの接し方

人見知り赤ちゃんとの接し方


赤ちゃんは保育士の反応を見ている

人見知りが始まると、赤ちゃんは、①号泣→②お母さんに抱かれて安心→③また号泣 というのを繰り返します。

実はこのサイクルは、人見知り期の赤ちゃん共通のもので、保育士の反応を確認していると言われています。

大事なのは、②で一旦安心して相手を確認しているときにどのような働きかけをするか、ということなのです。

赤ちゃんと目を合わせない

どうしたのかな?もう大丈夫かな?怖くないよ?と顔をのぞきこむと、余計に赤ちゃんは泣き出してしまいます。

人見知りは「知っている人ではない、こわい」という人間本来の反応のあらわれなので、じっと見られると余計に恐怖を感じてしまうんですね。

大人でも知らない人にじーーっと注目されるのは怖いものですから、毎日顔を合わせている保育士とはいえ繊細な赤ちゃんにとっては怖い体験となってしまいます。

赤ちゃんがこっちをみて「だれだろう」と思っている間は、赤ちゃんと目を合わせずにお母さんとしゃべるなどして、赤ちゃんが存分に保育士を観察できるようにしましょう。

赤ちゃんとの間にものをおく

対人の恐怖を和らげる方法として有効なのが、ものをはさむという方法です。バッグを胸の前に抱えたり、ベビーカーをお母さんとの間に挟むことで、適度な距離がうまれて赤ちゃんが安心して観察できるようになります。

屋内で保育をしているときでも、赤ちゃんと自分との間のスペースをもので区切ってあげることで、赤ちゃんが落ち着きます。

おもちゃでコミュニケーションをとる

なでたり抱っこしたりすると火がついたように泣き出すのが人見知りの赤ちゃん。でも同時にこの時期の赤ちゃんは、ものに対して興味深々な時期でもあるんです。

直接肌を触れ合わせるのではなく、おもちゃを見せて、手を伸ばしてくれたら渡したり、一緒に楽しんだりすると赤ちゃんの警戒心が薄れます。

おもちゃのやりとりが出来るようになるころには、赤ちゃんの警戒心もすっかりとけています。

お母さんと笑顔で話す

赤ちゃんにとって一番信頼できる存在はお母さん。そのお母さんの味方かどうか、というのは意外としっかり見ているものなんです。

笑顔でにこやかにお母さんとしゃべることで、「この人はお母さんのみかただから信頼できるな」と思ってもらえれば、警戒心がとけるのも早くなります。

忙しい送り迎えの時間ですが、常に笑顔を忘れずにしゃべるようにしましょう。赤ちゃんとも、お母さんとも良好な関係を築けるようになりますよ。

乳児保育は常に新しい情報が必要

乳児突然死症候群など、状態がかわりやすく繊細な乳児を保育するには、十分な知識とスキルが必要です。

学校でもたくさんの知識を教えてもらいますが、はやりの病気やケア方法など、毎年、毎月新しい情報がはいってきます。保育士転職の情報サイトなど、保育に関するサイトをチェックして、最新の保育に関する情報を仕入れるようにしておきましょう。

毎日の積み重ねである保育経験もとっても重要ですが、「知っている」「知らなかった」という知識の差はとても大きいものです。子どもたちを安全にお預かりするために、忙しい保育士業務のすきまをぬって勉強していくというのが大事ですね。

また、保育園によっては勉強会を業務時間にカウントしてくれるという法人もあるようです。そのような企業でしたら、負担なく勉強量を増やすこともできますね。子どもたちを安全に保育するためにも、そして自分自身の保育士のキャリアを高めていくためにも、ぜひ乳児保育に関する情報を調べてみてくださいね。

参考)日本保育士協会の研修会の案内ページ

日本保育士協会 研修会の案内

保育士さんなら遭遇しても決して珍しくないのが「子どもの喧嘩」です。
保育園に預けられている子どもたちは毎日、集団生活をしていて小さなコミュニテイの中で生活しています。

とっても気の合う友だちもいればそうでない子どももいるでしょう。

しかしこの「子どもの喧嘩」、一体保育士としてどう関わればいいのか悩んでしまうことも多いですよね。そもそも、止めたほうがいいのか、自由に見守っておいて当人たちで解決できる力をつけさせたほうがいいのか・・・というところも迷ってしまいます。

今日は、「見守るべき喧嘩の見分け方」についてご紹介いたします。

見守る子どもの喧嘩

見守る子どもの喧嘩


子どもの喧嘩の仲裁に入る前にすること

まず、子どもの喧嘩の対応として始める前に毎日の保育を振り返ってみましょう。
あなたはクラスの子どもたちときちんと信頼関係を築けていますか?

あなたがいい加減に向き合っている子どもにはあなたの言葉は届きにくくなっています。
同じ仲裁でも、信頼関係が築けているのといないのとでは子どもの反応が違うでしょう。

そこで、あなたは毎日の保育において子どもの話し、そして子どもの気持ちに真摯に寄り添うことが必要です。
普段からそういった態度をとっていることで、子どもは喧嘩をして高ぶった気持ちを包み隠さず保育士にいって来てくれます。

「この先生は分かってくれない」と子どもに思わせないことが、喧嘩の対応がすんなりできるようになる近道です。

見守ってもいい喧嘩は

子どもの喧嘩は当たり前

子どもは喧嘩をするものです。
毎日全く喧嘩をしないクラス、というのがあったら見ていたいと思うほど喧嘩をします。

もし、本当にあなたのクラスの子どもたちが喧嘩をしたことがない、というのなら少し気をつけた方がいいですね。
年齢にもよりますが、喧嘩というのは他人への興味が出てきた証拠です。自我がめばえ、他人への興味がわいているからこそ喧嘩が起こるのです。

そのため、喧嘩がない=自我の発達が十分でないか、他人に関心がない、ということです。
程度によっては、発達障害を疑うこともあります。

そんな喧嘩をしてしまいやすい子どもたちですが、その原因は取るに足らないものが多いのです。おもちゃを貸してくれなかった、何気ない一言をいわれた、そんなちょっとしたことで火がついたように怒り出し、つかみ合いの喧嘩になります。
しかし本人同士にしてみれば、その時はとても大切な原因で、「許せない!」と感じてしまうものです。

そこで、相手に危害を加えたりするような喧嘩でなければ保育士はあえて仲裁に入らない方がいいのです。

見守るべき喧嘩の例

例えばおもちゃの取り合いです。

喧嘩の原因としては最も多いかもしれません。
この時、保育士が早めに仲裁に入ると、子どもたちは心が憤ったままです。相手の気持ちを考えたり、相手の話を聞く機会がなくなってしまい、同じ状態になったときにまた喧嘩が勃発してしまいます。

しかし、保育士が根気強く見守ってみるとどうなるでしょうか?

子どもたちは自分たちだけで考え、どうすればいいのか解決策を生み出してくることもあるんです。一緒におもちゃを使うために、順番をきめたり、使う長さを決めたりというルールづくりをしたり、そのルールを守れるように声掛けをしたり、ルールを守るべきという道徳性も身についていきます。

もちろん、これらのことが出来るようになるには年齢にもよります。

1~2歳児でもおもちゃの取り合いの喧嘩はあります。しかし、1~2歳はまだルールづくりや話し合いなどをすることができません。
この時、見守っているだけではきっと引っかいたりのトラブルに発展するでしょう。

まとめ

保育士は、子どもたちを安全に預かることが第一です。しかし、同じくらい「正しい発達を促す」ということも大切です。

喧嘩の仲裁では、年齢や状況を見極めながら対応することが非常に大切になります。

自分たちで解決できそうな原因か?解決のために必要な発達が完了している年齢か?ということを常に観察するようにしましょう。